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新晃社では、環境の配慮だけでなく、持続可能な社会を実現するためSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みも行っております。
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。
新晃社では、2008年よりFSC®(Forest Stewardship Council®、森林管理協議会)認証を取得しており、FSC®認証用紙を取り扱えます。経済的に持続可能な森林や、環境・社会的なリスクの低い原材料等から作られた製品を消費者に届け、責任ある森林管理を支援することができます。 他にも、間伐材に寄与する紙(森の町内会)、バナナペーパー、竹紙などの環境に配慮した紙も取り扱っており、お客様に最適な紙をご提案しております。
新晃社では、印刷工程の刷版で現像レスのCTPを採用しています。現像にかかわる薬品や水、電気代、現像液、ガム液などの廃液が年間で600tも不要となり、水質保全、CO2削減などに貢献しています。また富士フイルムのグリーン・グラフィック・プロジェクトに参加し、カーボンオフセット制度によるCO2排出量削減に取り組んでおり、開発発展途上国支援にも貢献しています。
湿し水のろ過装置を導入し、水の交換頻度を年12回から2回に削減しています。さらにジャパンカラーをベースにカラーマネジメントを確立し、印刷1台にかかる調整の紙が少なくなったことで、導入前より損紙を20%削減しています。またお客様のご要望の合わせて、ベジタブルインキ(植物油を使用したインキ)、ボタニカルインキ(植物由来成分を積極的に使用したインキ)などの使用にも対応し、地球環境の保全に貢献しています。
印刷現場では、VOC(揮発性有機化合物)が1%未満のVOCフリーインキとIPA(イソプロピルアルコール)を含まない湿し水を使用しすることで、現場の作業者の健康にも配慮しています。
新晃社の川口工場では、場内の照明にLED照明を採用しており、従来の蛍光灯に比べ消費電力を抑え、CO2削減に取り組んでいます。さらに内製化を進めて車による移動を最小限にし、排ガスの排出を抑えています。また作業工程で発生する全ての損紙は、効率的にリサイクルできるように種類ごとに分別し、適切なリサイクル体制を確立しています。