特殊加工印刷の新晃社 > 特殊加工・特殊印刷TOP > シークレット印刷
シークレット印刷とは、個人情報を保護するために用いられる加工方法です。主に公共料金の明細書や、市区町村からのハガキ、DMなどに多く活用されており、これらのハガキを圧着ハガキと呼びます。圧着ハガキの加工方法には先糊方式、後糊方式、PP熱圧着方式、UVニス圧着方式の4種類があります。 また、折り方にも 4面タイプの 2つ折り、6面タイプの3つ折り(Z折り)、往復はがきに用いられる往復タイプがございます。
■先糊方式・後糊方式
先糊方式は、プレスすると接着する糊を印刷前の用紙に塗布します。後糊方式は、用紙への印刷後に糊を全体に塗布する加工方法です。
糊を使用するこちらの方式は、親展通知や公共料金の明細書、市区町村からのハガキなどに多く活用されています。
■PP熱圧着方式・UVニス熱圧着方式
PP熱圧着方式とは、印刷物にポリプロピレンフィルムを挟み、熱と圧力により接着させます。UVニス熱圧着方式は、印刷物にUVニスを塗布し、熱と圧力により接着する加工方法です。
どちらの加工方法も、高い画質を求められる商品用DMなどに多く用いられます。また、ポリプロピレンフィルムやUVニスを使用しているため、開封後の記入捺印はできません。
シークレット印刷により、個人情報やクレジット情報などを保護することが可能です。圧着ハガキは印刷面同士が張り付いており、一度開封してしまうと接着することができないため、第三者による開封を防止します。さらに、中の内容を見えなくする模様をあらかじめ印刷しておくことで、外側から情報を透かして見ることもできません。シークレット印刷は機密保持能力の高い加工方法で、人々の安心感を生み、安全性を向上させてくれます。
また、圧着ハガキはコストパフォーマンスに大変優れています。まず、封筒を使わないため郵送コストは普通のハガキと変わらない点が挙げられ、82円から62円への経費削減が可能です。さらに、4面や6面にわたり情報を載せることができるため、普通のハガキの2~5倍の情報量をハガキと同料金でお届けすることができます。
■DMの高い開封率
PP熱圧着方式とUVニス圧着方式では、ポリプロピレンフィルムやUVニスを張ることで、写真や文字がぼやけることなく鮮明で美麗な仕上がりとなります。そのため商品用DMや案内用DMなどの、高画質かつ高級感を再現したい印刷物におすすめの加工方法です。
DMを封筒から圧着ハガキにすることで、開封され目を通していただける確率も向上します。中を見てみたいという心理的効果から、90%の高開封率を実現しています。
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