特殊加工印刷の新晃社 > 制作事例 > 箔押し > 京都(みやこ)クリエイターズ様 伝統と革新の花名刺
伝統と革新の花名刺
京都のクリエイティブコミュニティ、京都(みやこ)クリエイターズ様の花名刺。
気品溢れる伝統的な佇まいの中に、キラリと光る銀の箔押しを使っていただきました。
紙は手触りの良い新バフン紙(あか)を使用。抜群に良い和紙と箔押しの組み合わせです。
制作者の京都(みやこ)クリエイターズ様に感想を頂きました。
Design:京都(みやこ)クリエイターズ
印刷用紙 | 新バフン紙180kg |
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特殊加工・特殊印刷 | 箔押し印刷(銀) |
みやクリは、京都に根差したクリエイティブコミュニティであることから、京都の舞妓さんや芸妓さんが名刺の代わりに渡す「花名刺」からアイデアを得ました。
視認性の高さを優先し、誰でも長く使用できる普遍的なデザインにしました。
みやクリのカラーである赤色の紙と、さりげないながら鋭く光る銀色の箔の輝きが、少数精鋭で運営しているコミュニティコンセプトとの親和性を高めています。
和紙は日本古来の紙であり、見た目(視覚)と手触り(触覚)との感覚を刺激することから、新バフン紙(あか)を選びました。
洋紙の進出や製紙技術の向上によって、和紙を使う機会や職人さんの数は減ってきてしまっていますが、それでも息づく古人の知恵や技術を大切にしたいという思いもあります。
ロゴの細かい部分(花のしべ)まで、箔押しが繊細かつ綺麗に表現できる印刷技術に感動しました。
また、紙のしっとりとした手触りの有機的な質感と、それに相反する箔のメタリックで無機的な雰囲気から、伝統的なイメージのなかに垣間見える新しさを感じました。
コミュニティメンバーに、みやクリ会員証として配布します。
話のきっかけづくり、コミュニティのブランディングとしての位置付けに活用していきます。
また、花名刺には「手にしていると栄える」というジンクスもあるので、ヒト・モノ・コトのたくさんのご縁がいただけるようにという願いも込めています。
箔押しや特殊紙を利用する機会は少ないので、特徴を踏まえた紙の選び方や印刷具合など、とても勉強になりました。
特に、箔押しはイメージどおりに表現にすることが難しく、さまざまな制限が課せられる印象がありましたが、想像をはるかに超える美しい仕上がりに驚きました。
京都(みやこ)クリエイターズ様ありがとうございました!想いが込められた花名刺を作るご協力ができて嬉しく思います。
通常の名刺より一回り小さい花名刺は、出来上がりが非常にかわいらしく、そして上品な仕上がりの名刺でした。
箔押しは、新晃社が得意としている特殊印刷の一つです。今回お選び頂いた銀の箔押しも現場の職人さんが加工技術を駆使して仕上げました。
また次回お作りされる際も、是非ともお待ちしております。
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