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公開日:2017年05月24日
こんにちは。今回は、印刷における知識の基本編です。
今回は、束見本について
束見本とは、実際に書籍などを作成をする前に実際に使用する用紙、製本方法で、作成する見本です。この時、扉、見返しなども実際に使用をする用紙で作成します。
印刷がされていない以外は、全て本物の材料で作った本の見本とも言えるものです。
この束見本、実際のところ、何のために作られるのかというと、まず、実際の材料を使って見本を作成し、実物を作る前に 質感、重さ などを確認するという役割があります。
この段階で、用紙を変更する場合も時にはあります。
第2の利用として、実際に使用する用紙、製本方法で作成し、背の部分の厚さを確認するという目的があります。
表紙や本のカバーの背の部分には、普通、タイトルが書かれています。このタイトルが、しっかりと真ん中に来るように寸法を実際に確認するという重要な役割があります。
選ぶ用紙によって、同じページ数でも本の厚さは変わってしまうので、この作業は大事です。
個人的には、この束見本を作って、手に取ってみると、結構、テンションが上がります (^^)
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