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公開日:2015年03月13日
こんにちは。今日は、印刷豆知識編です。
本日は、オフセット印刷における線数について書いていきたいと思います。
「印刷は175線」ですという言葉を聞いた事があるかもしれないですね。
これは、一体どういう意味だろう?と私も印刷の仕事をスタートした時に疑問に思いました。
その時に、工務(印刷会社で印刷や用紙の予定取、手配をする部署)の人に聞きました。
簡単にいうと、印刷は、アミ点と呼ばれる点の集まりです。写真やイラストもその点の集合によって、色やレイアウトは表現されています。
そのアミ点が、1インチ(25.4mm)にいくつ点が並んでいるかという尺度になります。
例えば、175線とうことは、その印刷鵜物は、1インチに点が175個並んでいるかということになります。
つまり、この数値が大きいほど、アミ点が多く、キメの細かい印刷を再現します。
写真集や少し前には、地図などにも用いられることのあった高精細印刷は 300線で印刷をされることもあります。
写真は、カラーチャートと呼ばれる印刷の色、濃度の基準をチェックするものです。
カラーチャートの一部を拡大したものです。点が見えますね。この点の集まりがアミ点です。
参考までにオフセット印刷のチラシやパンフレットは175線で印刷される場合が多いです。
新聞などは80線と言われています。
300線の高精細の印刷は、やはり印刷する内容、写真などを選ぶように感じます。
解像度のかなり高い良い写真などは、キメの細かいモノとなりますが、やはり、解像度の高いモノでないと、違いはわかりにくいと思います。
一般的には、フルカラー4色のチラシ、カタログ、会社案内などは、175線という場合が多いと思います。
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