特殊加工印刷の新晃社 > 印刷会社ブログTOP > ブログ > 印刷について > 【よくわかる】シール・ステッカー・ラベルの違い
公開日:2020年06月18日
シール・ステッカー・ラベルの違いをご存知でしょうか。裏面に粘着糊などがついていて、貼り付けるという用途はどれも同じですが、それぞれの目的や使い方によって、選択するべきものが決まってきます。
ご自身の作りたいものがシールなのか、ステッカーなのか、ラベルなのか、を確認した上で発注すると、目的にあった印刷物が出来上がりますので、是非この3種類の違いについて確認してみてください。
それでは今回はシール・ステッカー・ラベルの違いについてご紹介します。
シールとは、屋内で使用する用途のものを指します。例えば、店舗などで売り出されているセール商品などに貼り付ける「50%OFF」などを表示したものは「シール」になります。
その他にも、お菓子や玩具などにおまけとして付いてくる販促用のシールや、印刷内容の訂正に使われる訂正用シール、個人情報が見えない様に隠すための個人情報保護シールなどがあります。
ステッカーとは、屋外で使用する用途のものを指します。例えば、屋外のガラス面や壁面に貼られているものであったり、車やバイクなどに貼り付けるものが「ステッカー」になります。
主に屋外で使うことを目的としているため、耐候性や耐水性に優れた素材を使うことが一般的です。より耐候性に優れた印刷物を作りたい場合は、印刷方式にUV印刷を使用する場合もあります。
ラベルとは、製品などの名称、素材、成分、賞味期限などを表示するために貼り付けるものを指します。例えば、食品パッケージや衣料品などに貼り付けられている成分表示されたものが「ラベル」になります。
一般的にはモノクロなどの単色で印刷されており、製品ジャンルによっては記載しなくてはならない法律が定められている場合もあります。ラベルについてはシールやステッカーの様に、屋内・屋外で分類するものではありません。製品に必要な説明事項が記載されたものを総称してラベルと呼びます。
シールやステッカーを発注するとき、どのような素材を選べば良いか迷うこともあるでしょう。下記に代表的な素材についての説明をまとめましたので参考にしてみてください。
一般的な用紙になります。鉛筆やボールペンで書き込みしやすいなど、筆記性の高いものになります。
表面に光沢感があり発色のよい用紙になります。カラー印刷に適しています。
上から貼り付けると下地が見えない用紙になります。訂正用シールそのものに、上質タイプ、アートタイプのそれぞれがあります。
屋外で使用される代表的な素材です。耐久性、耐候性に優れ一般的に数年間は使用できます。
透明タイプの塩ビになります。下地に色がないため、デザイン性の高い表現ができます。
いかがでしたでしょうか。ラベルの場合は、屋内用途(シール)を参考にしてみてください。また、印刷後にPP貼り加工などを施すことによって、耐久性をアップさせたり、光沢感を出して高級感をアップさせることもできます。加工についてもぜひ検討してみてください。
新晃社ではシール、ステッカー、ラベルの印刷も承っております。また、商品を魅力的に見せるための特殊印刷・特殊加工によるシール、ステッカーの作成も承っておりますので、ご検討中の場合は是非弊社までお問い合わせください。
当社では、お問合せいただきました内容を確認し、ヒアリング・お打合せをさせていただいております。
その内容をふまえて、企画・デザイン・見積りを提出させていただきます。
印刷だけでなく、特殊加工・製本・丁合、封入などのアッセンブリから発送まで対応しております。
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