失敗しない印刷会社とネット印刷の使い分け

公開日：2018年12月13日

失敗しない印刷会社とネット印刷の使い分け

最近、ネット印刷の広告やコマーシャルをよく見かけることはありませんか？

自宅やオフィスなどから印刷データを入稿すれば、あとは印刷物が送られてくるという便利なサービスです。「時代はネット印刷だ！」と思うかもしれませんが、一方で、2018年現在の印刷会社は全国に2万社以上あり、実はネット印刷よりも市場規模ははるかに大きいのです。印刷業界全体の市場規模は3兆円以上ですが、その中でネット印刷は約1,000億円程度です。

「でもネット印刷の方が流行ってるよね？」と思うかもしれません。

しかし、流行りだけで判断していると、思わぬところでつまづくことがあります。

では失敗しない印刷をするためにはどのような選択をすればいいのでしょうか？
今回は印刷会社とネット通販を選ぶ際の、ポイントをご紹介します。

印刷会社では印刷物についてのアドバイスがもらえる

昔に比べて印刷データははるかに作りやすくなりました。自宅やオフィスのパソコンでも十分にデザインが出来ます。では実際に注文しようとする際には、まず「用紙」を選ぶ必要があります。その際に、どのような用紙を選ベば良いか？なかなか難しい事もあるのではないでしょうか。

例えば、光沢があり発色の良い「コート紙」はチラシ印刷に向いています。また、チラシ印刷であれば紙の厚さは「90kg」という単位のものが一般的になります。しかし、高級感を出したい、という場合には、手触りの良い特殊紙を選んだり、用紙の厚みを変えたり、用紙のサイズを変形にしてみたり、、、などといった選択肢が無数にあるのです。また用紙以外にも、製本や加工など様々な選択肢があります。ページ数の多い書籍のような製本なら「無線綴じ」、見開きで読みやすくコストを抑える製本なら「中綴じ」といった方法があります。加工においては二つ折り、三つ折り、ジャバラ折り、といった「折り加工」もあれば、印刷物の強度や見栄えをパワーアップさせる様な「表面加工」など実に様々なバリエーションがあります。

そんな時に印刷会社は心強い存在です。専門担当者がお客様とコミュニケーションを取りながら最適な印刷方法をご提案しますので、安心してより良い印刷物を作ることが出来ます。また、デザインを頼める印刷会社もありますので、デザイン〜印刷〜納品までスムーズに対応する事も出来ます。新晃社もデザインからお受けする事が可能です。

完全データ入稿＆仕様が決まっているならネット印刷

「完全データ入稿」という言葉を聞いたことはありますでしょうか。

読んで字のごとく、完全なデータを入稿するという事になり、ネット印刷は基本的に「完全データ入稿」での注文を受け付けています。そして用紙、加工、納品先などの仕様を画面上で指定すれば、あっという間に注文完了です。つまり、お客様がどんなものを作るかが決まっていれば、パソコン画面上から注文してしまった方がスムーズですし、ほとんどの場合はお手頃価格になります。また、納期が長ければ長い程、金額は安くなります。ですので、とにかく価格を安く抑えたい！という場合には納期は急がずに余裕を持って注文することをオススメします。

ただ、「ぶっつけ本番」みたいな注文はちょっと心配ですよね。上述したように用紙を検討したい、加工見本を見てみたい、という場面もあると思います。そのような時は迷うことなく資料請求をしてみましょう。

どんどん便利に使い分けよう！

皆様の会社ではどのような印刷物を作っていますか。

例えばキャンペーンのチラシやポスターを作成するぞ！という場合に、ネット印刷で価格を抑えつつ、決まったものを作成するも良し。印刷会社とデザインや仕上がりを相談しながら作成するのも良しでしょう。どちらが正解という決まった答えはありませんが、使い分けるポイントをまとめましたので是非参考にしてみてください。

＜印刷会社に注文するメリット＞

• ・用紙、製本、加工などについて分からないことを詳しく教えてもらえる（サンプルももらえる）
• ・デザインからお願いすることも出来る
• ・コミュニケーションを取りながら、より良い印刷方法を一緒に考えてもらえる

＜ネット印刷に注文するメリット＞

• ・印刷データや仕様が決まっていればパソコンからすぐに注文完了できる
• ・納期に余裕があればさらにお手頃価格になる事が多い
• ・資料請求でサンプルを取り寄せる事ができる

ただ、迷った時は新晃社にお気軽にご相談ください。相談したら注文しなくてはいけないなんて事はありません。皆様が気持ちよく安心して印刷が出来るようなお手伝いをしていく事が私たちの目的であり使命です。お問い合わせフォームはこちらになります。どんな印刷物でも丁寧にご案内して参ります。

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