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公開日:2018年09月14日
はじめまして。印刷業界未経験で採用をもらいました。8月からお世話になっています。印刷業界で一人前になるべく日々研修をうけている銀久保です!ぎんちゃんと呼んでください。早く実際の現場で働いて馴染みたい気持ちを抑えつつ基礎知識を徹底的に教わってます。
今回は、印刷業界の基本のキ!真っ先に教わった紙のサイズについてです。
前職は事務職だったので紙といえばコピー機でA4が主でたまにB4, A3を使う程度でしたが印刷業界に転職してびっくりしたのがサイズの種類の多さと複雑さでした。
みなさんが普段お手元で使っているA4やB4やハガキサイズなどはいわゆる「仕上がりサイズ」といって製品の完成した大きさです。
印刷会社では、家庭用のプリンタで、仕上がりA4を一枚づつ印刷しているわけ…ではなく。大きな用紙に並べて印刷することで作業効率や生産効率をUpしています。
印刷といえばオフィスでコピー機や自宅のプリントごっこぐらいしかしらない自分にとってはかなり新鮮で驚きました。
そうしないと印刷会社さんの価値が出ないですものね^^;
A4なら一番大きな用紙に8枚もくっつくのです。
A4が短い辺を上にして横へ4面、縦に2面で8面並びます。
チラシが1,000枚ほしければ…125回印刷を行えばいいんです!
ちなみにA4が8枚くっくつ紙を全判用紙といいます。(つい先週覚えました)
A4が8枚も並んだ印刷物を納品されても困りますよね?
しかも、印刷用紙は、フチ無し印刷を実現するためにA4よりも大きく作られてます。さらに、印刷機へセットするための余白などもあるので、みなさんが想像よりかなり大きいです。印刷後に積まれた印刷用紙を目の当たりにしましたが、これが自宅に届いたらかなり戸惑うと思います。
あ、もちろんこの印刷された用紙は次の工程できちんと仕上がりサイズに加工されますので心配しないでください。当たり前ですね^^;
さて、今回は仕上がりサイズについてお勉強でしたね。
仕上がりサイズだけでもこんなにあるんです!
街で見かける大きなポスターはA1, A2, B2などが多いそうです。
ちなみにハガキサイズはA6相当に該当するそうですよ。
ついでに、名刺サイズは、通常名刺が91mm×51mmです。
φ(..)メモメモ。
これだけでもかなりの数字を覚えなければです…。
そこで先輩から助け船が。
覚えるにはコツがあるんです。図を参考にしてください。
あ、なるほど!A3はA4を2面。A2はA3を2面です。
この原理さえ覚えてしまえば比較的簡単に仕上がりサイズを覚えることができます。
皆さんも活用してみてください。
次回は仕上がりサイズではなくて印刷用紙サイズの不思議に迫ります!
◯仕上がりサイズ
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