特殊加工印刷の新晃社 > 印刷会社ブログTOP > ブログ > 特殊加工・印刷 > プレスコートとは
公開日:2016年11月16日
こんにちは。今回は、印刷の知識の基本編です。
今回のテーマは、プレスコートとは?です。
パッケージなどの印刷の際に用いる表面加工の一つです。
パッと見た印象では、PP加工にも似ています。
見た印象は、似ているのですが、加工の方法は、全然違います。
PP加工は、表面にビニールを貼る加工であるのに対して、プレスコートは、表面加工用の溶剤、つまり、アクリル酢酸ビニール等の塗料を塗布し、その後、熱風で乾燥させ、ステンレス版で圧を加えることによって、表面に光沢を出す加工となります。
フィルムを使わないので、PP加工よりも耐久性で負ける部分もありますが、より、環境にやさしいというメリットがあります。ニス加工よりも光沢は強いと思います。
箱やパッケージなどを作成するときに広く用いられる表面加工です。組み立ての際に糊で貼るの加工がある場合などに用いられるケースが多いです。
そして、PP加工よりも安価である というメリットも使用される理由の一つだと思います。
最後に、プレスコートもニス加工と同様にコート系の用紙が適しています。上質系やマット系の用紙には向いていない加工です。
当社では、お問合せいただきました内容を確認し、ヒアリング・お打合せをさせていただいております。
その内容をふまえて、企画・デザイン・見積りを提出させていただきます。
印刷だけでなく、特殊加工・製本・丁合、封入などのアッセンブリから発送まで対応しております。
印刷加工等でご不明な点はお気軽にお問い合わせください。
詳しくお打ち合わせご希望の方は営業担当が伺わせていただきます。