特殊加工印刷の新晃社 > 印刷会社ブログTOP > ブログ > デザインの雑学など > 【よくわかる】帯紙・のし紙・掛け紙の違い
公開日:2023年12月21日
店頭に並ぶ数ある商品の中、帯紙のデザインや内容紹介によって、つい商品を手に取った経験はないでしょうか。私たちが目にする印刷物は、このように目を引くために大切な役割を担っています。
商品に巻き付ける帯紙や、結婚・出産祝いなどのお祝い事やお歳暮・お中元などの贈り物などに利用する、のし紙・掛け紙。それぞれ用途が異なり、用紙やデザインによって、大切な贈り物や品物をより特別に魅せることができます。
新晃社では、大切な情報や気持ちが際立つように、独自の特殊印刷や特殊加工で「魅せる印刷のご提案」をしています。今回の記事では帯紙、のし紙、掛け紙の、それぞれの用途や違いを解説し、印刷を通して、大切な贈り物や商品をより一層引き立てることに役に立つ情報をお伝えします。
書籍やその外箱に帯状に巻いた、内容紹介などの紙になります。最近は、書籍以外の商品にも、帯紙が巻かれているものも多くあります。デザインや内容紹介によって、購買意欲を引き立てる帯紙は、実はとても大事なものです。
のし紙と掛け紙の大きな違いは、「のし」の有無になります。のし紙は、「のし」と水引きを印刷したもので、お祝いやお礼の贈り物などで使用されます。今はのし紙のデザインも豊富になってきているので、相手によってカジュアルなデザインを選んだり、目で見て楽しむことができます。
贈り物や、金封に掛ける紙全般を指します。弔事に用いる掛け紙は、「のし」がなく、水引のみになります。
帯紙に適した印刷用紙としては、高級感がありしっかりとした質感のアート紙やコート紙がオススメです。また、箔押しや疑似エンボス加工を施すことによって、印象的な仕上がりにすることも可能です。
のし紙や掛け紙はお中元などの伝統的な日本のギフトに欠かせません。シンプルで自然な手触りの上質紙が一般的に使用されます。こだわりのデザインや特別な表現をしたい場合などは、光沢感のあるコート紙などで作成するのも良いでしょう。
新晃社では、「さわりがみ加工」という独自の加工技術があります。2種類の特殊なニスを使用し、紙の表面に凹凸を生み出し、ざらざらとした触感を付加することができます。
従来、紙に凸凹を生み出す方法としては、金型を紙に押し付けるエンボス加工またはデボス加工がありますが、「さわりがみ加工」は金型を用意する必要はありません。また、特殊ニスを塗布しているため、紙自体の質感を活かしながら、折り曲げることも可能です。
ロゴや模様などを並べるデザインパターンが主流の包装紙に「さわりがみ加工」を施し、ロゴや模様を協調したり、紙の質感と独自の触り心地を表現できます。
折り紙や包装紙、ブックカバー等の折り曲げが必要なものにも印刷加工が可能ですので、他の商品と差別化にもオススメの加工方法です。
帯紙・のし紙・掛け紙について、ご検討の際は新晃社にぜひご相談ください。経験豊富なスタッフがサンプルをお持ちし、商品を引き立たせる最適な用紙や印刷方法などをご提案いたします。
当社では、お問合せいただきました内容を確認し、ヒアリング・お打合せをさせていただいております。
その内容をふまえて、企画・デザイン・見積りを提出させていただきます。
印刷だけでなく、特殊加工・製本・丁合、封入などのアッセンブリから発送まで対応しております。
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