特殊加工印刷の新晃社 > 印刷会社ブログTOP > ブログ > デザインの雑学など > 保存版【良い印象を与える】名刺を作るポイント
公開日:2019年05月30日
ビジネス上、必ず必要になってくる印刷物といえば「名刺」。
様々なITツールが世の中には溢れていますが、まだまだ名刺はビジネスの場でかかせないツールです。
その為、名刺は企業の顔とも言えます。レイアウトが綺麗に収まっていなかったり、紙が薄くて頼りない印象ではちょっと残念な感じになります。
そこで今回は、新晃社から、名刺を作る際のポイントをご紹介いたします。
ビジネスシーンを例として書いていますが、店舗などのスタッフ名刺であったり、個人で作る名刺に置き換えてお読みいただいても十分参考になります。是非様々なシーンでご活用いただければと思います。
名刺を作り始めるときに、「何を載せれば良いか分からない」という点が最初にぶつかるハードルではないでしょうか。
たくさん情報量を載せた方が良いのか、それともシンプルに最小限にしたほうが良いのか。
この疑問に対する明確な答えはないのですが、一つの考え方として、「連絡先の交換」という視点があります。
名刺は直接顔を合わせて交換することが基本です。その際に、自分の所属する会社、所属部署、肩書き、個人名を相手に伝えることで、商談の場でのコミュニケーションを円滑にします。
そして、名刺に記載してある連絡先を見て、次のコンタクトを取るという流れになります。
ですので、しっかりと記載すべきポイントは以下になります。
・会社名
・所属部署
・肩書き
・個人名
・所在地
・電話番号
・メールアドレス
最低限でも上記の情報を掲載しましょう。
もし自社ホームページや自社SNSアカウントを持っている場合は、掲載する事をお勧めします。コミュニケーションの取り方は電話やメールだけではありません。自社HPや自社SNSを見ることによって、好印象を持ってもらい商談が進んだという例は珍しくありません。尚、あまりにも情報量が多すぎてしまう場合は、名刺という限られたスペースでは少々窮屈です。名刺は一般的に91mm×55mmというサイズです(欧米名刺は89mm×51mmとやや小さめ)。もし、自社サービスをもっと知ってほしいという場合は、チラシやパンフレットにするか、二つ折り名刺などのスペースを広く使える名刺にすることをお勧めします。
名刺用の紙は色々あるのですが、紙質については好みが分かれるところです。
一概に正解といったものはありません。ただ、一つだけ言えることは「厚みのあるものを使うこと」。勿論、意図的に薄い名刺を使ったブランディングであれば問題ないのですが、一般的には厚い紙の方がしっかりとした印象を持ってもらいやすく、良い名刺となります。
では、厚みの基準はどう判断したらよいのでしょうか?
一つの定義としては「160kg」または「180kg」と覚えておくと良いと思います。前者は普通の紙よりもやや厚め、後者であれば厚めであるとはっきり分かる程度の紙です。さらに厚めとなると「220kg」。かなりしっかりと厚い印象の紙になります。さらにさらに厚い紙もありますが、これ以上は好みであったり、あえて厚い紙を使う目的があるかどうか、によりますので、特段こだわりがなければ「180kg」を目安にすることをお勧めいたします。
名刺は相手に直接渡して見てもらうことのできる強力なビジネスツールです。
たかが名刺。されど名刺。こだわりを持った作りであることに損はありません。相手に驚きと好印象を持ってもらえる工夫をするにはどのような方法があるのでしょうか。
方法の一つは、名刺のデザインです。
文字情報とロゴだけでは驚きと好印象というゴールに辿り着くには少々物足りなさがあります。
ですので、どこまで演出するかはご相談しながらとなるのですが、一般的な名刺よりもアレンジを多めに加えた方が印象に残る可能性は高まります。ここは自社デザイナーと相談しながら、または、デザイン会社、印刷会社と良くご相談しながら進める事をお勧め致します。
もう一つの方法は、特殊印刷です。ポイント2でお伝えしたように、紙によって相手に一味違う印象を伝えることが可能です。新晃社では特殊印刷を得意としていますので、例えばこのような印刷方法が可能です。
擬似エンボスという手法を使っており、普通の紙の手触りではない、緻密な凸凹を紙の表面に再現することが可能です。
こちらの写真ではクリスタル模様に擬似エンボスを施すことで、高級な世界観と独特な手触りを演出しています。印刷会社としての技術力の高さと表現力の幅をお伝えできるツールになっており、お渡しした相手に驚きと評価を頂いています。
また、箔押し印刷という手法もあります。こちらは見た事がある方も多いのではないでしょうか。
金箔を紙にプレスすることで、煌めきを表現する手法です。高級感に溢れ、見た目のインパクト十分です。
これらのような方法を組み合わせて名刺を強力なブランディングツールとすることで、売り上げや認知度向上を図る方法があります。是非皆様の名刺制作においてご参考になさってください。また、掲載されている特殊印刷以外にも新晃社ではシルクスクリーンやエンボス等様々な特殊印刷を施す事ができるので是非ご相談ください。
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