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公開日:2016年04月22日
こんにちは。今日は、用紙について書いていきたいと思います。
本日は、モデラトーンGAとは?
第一印象として、画用紙のような感じの用紙です。手触りのざらっとした感じも似ています。非塗工の特殊紙です。このような感じの用紙は、デザイナーの方から人気があります。
フェルトマーク文様の風合いのある表面に穏やかな風合と嵩高な紙厚が特徴です。
塗工処理がされていなく、エンボス感というか、若干の凹凸感ある用紙です。
やはりこのような用紙は、印刷の色の乗りは、あまり良くありません。
プロセス4色に適した用紙、コートやマットコート紙などの表面をコーティングしている用紙と比べると色が沈んだような印象になります。
写真やイラストなどの印刷の発色を重視する印刷物に向いている紙と言えないと思います。
この用紙の特徴である表面の凹凸感は、抄紙工程(紙を製造する工程)で乾燥させるときに毛布のようなものを表面に押し当てることで、同時に「フェルトマーク」と呼ばれる毛布状の文様が紙に残ります。これによって、独特の凹凸感が生まれます。
そして、用紙自身にも圧力をかけずにふんわりと作るため、厚みのある嵩高な風合いの紙となります。
名刺、カード類、DMなどの用紙の素材押しのデザインの印刷物に使用されます。
印刷のインクの乗る部分の面積が少ないようなデザインに向いていると思います。
箔押しなどの入れてみるのもカッコいいと思います。
用紙の厚さは、四六版で70kg,90kg,110kg,135kg,160kg,200kgとなります。
用紙の色の種類は豊富です。
白ベース のもので、白色度の高いものからアイス、ホワイト、ピュア、ナチュラル、シルキーとなります。
モデラトーンGAの カラーシリーズ はブラック、オレンジなど多岐に渡ります。カラーシリーズは、一部、廃色になっているものもありますので、デザインを作る前に要確認です。
■制作事例
・箔押し印刷をふんだんに使用した付箋印刷
・箔押しを使用した付箋印刷
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