印刷会社に依頼をする際に必要となる見積もり。初めて依頼をする際に「なんか複雑で難しそう」「何を伝えればいいかわからない」と悩む方も少なくありません。そこで、今回は初めて印刷会社に見積もりを依頼する方向けに、わかりやすくその方法を解説します!
なぜ見積もりが必要なの?
そもそも、なぜ見積もりが必要なのでしょうか。印刷・加工にかかる費用を知るため、というのはほとんどの人が理解をしているでしょう。
実は、見積もりは費用を知るだけでなく、どのような印刷・加工をするかという仕様書の役割も兼ねています。つまり、見積もりを作らないということは、どのような印刷物を作るのかわからないのと同じなのです。
お客様が望む印刷・加工の仕様を確認するため、そしてその費用を知るためにも見積もりは必要になってきます。
どうやって見積もりの相談すればいいの?
見積もりを相談する際は以下の4つのポイントを抑えておくとよいでしょう。
1.何を作りたいか
・チラシ・ポスター、本、POP、ボックス…など、何を作りたいかを伝えましょう。
・デザインもお願いしたい場合はその旨を伝えましょう。
2.どのようなシーンで使う予定か
・飲食店の掲示物、店頭でのPOP、社内広報誌用…など、どのような活用シーンで使う予定かを伝えましょう。この情報は、後に仕様を決めていくうえで大切な要素となってきます。
3.大きさやページ数、色数、用紙など仕様のイメージ
・どのくらいの大きさを想定しているのかを伝えましょう。手のひらサイズぐらい、机に置いて邪魔にならない程度…などイメージで伝えていただいても大丈夫です。
・冊子やパンフレットなどでページ数が決まっている場合はそれを伝えましょう。まだ決まっていなければ予定しているページ数でも構いません。
・カラーか1c(白黒)かなど、色のイメージが決まっていれば伝えしましょう。
・用紙のイメージがあれば伝えましょう。いきなり用紙の銘柄指定をする必要はなく、「つるつるした紙」「ざらざらした紙」などイメージで伝える形でも大丈夫です。もし、見本となるものがあれば、見積もりの際に持参いただけるとイメージの共有ができてスムーズです。
4.特殊な印刷や加工についてのイメージ
・新晃社では様々な特殊印刷・特殊加工に対応しており、印刷物のクオリティアップが可能です。下記のように、イメージを伝えていただければ様々な特殊印刷・加工をご提案します。
・「華やかな装飾を施したい」「高級感を出したい」「落ち着いた雰囲気にしたい」などのイメージがあれば伝えましょう。
・「野外で掲示するので防水加工をしたい」「耐久性の高い箱にしたい」など機能的な要望があれば伝えましょう。
5.予算感といつ・どの程度の量がほしいか
・どの程度の金額で作りたいか、予算感を伝えておきましょう
・納期があれば伝えておきましょう。おおよその時期でも構いません。
・どのくらいの量が必要か決まっていれば伝えておきましょう。
ちゃんと決まってなくても相談して大丈夫?
上記4つのポイントは、きちんと決まっていなくても見積もりのご相談いただいて大丈夫です。新晃社では、経験豊富なスタッフがお客様の話を伺いながら、最適な印刷・加工方法や用紙などをご提案いたします。ご提案内容や実際のサンプルなどを触りながら、だんだんと仕様が決まっていくお客様もたくさんいらっしゃいます。
見積もりにはお金がかかる?
新晃社では、お見積もりは基本的に無料で対応しております。もし、見積もりでお出しした仕様や金額感に納得できない場合は、再度お話を伺いながら見積もりを出すことも可能です。
※サンプル作成などには費用がかかる場合があります。
見積もりの見方がわからない!
印刷の見積もりは用紙や印刷、加工など複数の項目で出されることもあります。初めて見る人にとっては、たくさんの項目が並んでわからないという人もいるでしょう。項目の意味や、見積もりの見方などわからないことがあれば、スタッフにお気軽にご相談ください。
以上、初めて印刷会社に依頼する人に向けた見積もりの解説でした。この記事に書かれていること以外でも、わからないことがあればお気軽にご相談ください。
新晃社では印刷・加工は勿論、企画やデザインのご相談から承っておりますので、印刷・加工のことでお悩みの場合であればぜひご連絡ください。経験豊富な担当者が丁寧に対応させていただきます。