特殊加工印刷の新晃社 > 印刷会社ブログTOP > ブログ > 印刷について > 加工の定番!巻き三つ折りとは~メリットや活用シーンを徹底解説~
公開日:2023年02月14日
パンフレットやDMとしておなじみの巻き三つ折り。新晃社では、これまで巻き三つ折りの加工を多く手掛けています。どのようなメリットがあるか、活用シーン、デザインのポイントなど巻き三つ折りについて詳しく解説します。
紙面を3つに分け、1つの面を内側に、もう1つの面をそれにかぶせるような形で折る加工が巻き三つ折りです。名前の通り、モノを巻くように折るのが特徴です。
巻き三つ折りにすることで、コンパクトな形状になるので、スペースを使わずに陳列したり、持ち運びがしやすいといったメリットがあります。また、紙を重ねるため、折れ曲がりづらくなるなど、丈夫さも特徴の1つです。
紙面を3つに分けることで情報の整理やデザインがしやすいのも利点の1つです。3面それぞれで情報を分けたり、大胆に3面をすべて使って、写真やイラストなどを駆使しながらインパクトのある訴求を行うなど、工夫次第でいろいろな表情を見せるのが巻き三つ折りの面白いところです。
・PRツールの定番!店舗や商品、サービスのパンフレット
巻き三つ折りは、パンフレットとして多くの場面で活用されています。店舗のPR、商品やサービスの訴求など様々なシーンで活用できます。A4サイズであれば情報量もある程度盛り込めるため、お店や商品の特徴、基本情報などPRツールとして十分機能するパンフレットを制作できます。
・封筒にピッタリ入る!DM(ダイレクトメール)
巻き三つ折りにすることで封筒に入れられるため、DMとしても頻繁に活用されています。例えば、A4サイズの用紙を巻き三つ折りにすると、長3封筒にぴったりと入れられるサイズになります。
・あると何かと便利!案内図やカタログなどをスタンドやディスプレイに設置
その他にも、店舗案内図を巻き三つ折りにしてディスプレイに設置したり、商品カタログとして店舗のレジ前や商談スペースに置いておくなど幅広い活用ができます。
メリットでも触れたように、3つの紙面を有効活用することで訴求力の高い巻き三つ折りを作ることができます。
3つの紙面を使い、それぞれ整理した情報を入れると、見た人にもわかりやすい、伝わりやすいパンフレットができます。例えば飲食店の場合、片面は思い切って全面的に使って、店舗の外観や料理の写真、キャッチコピーなどで魅力を伝える。もう片面は、「1.コースについて」「2.料理やドリンクなど」「3.住所や営業時間などの店舗情報」といった形で3つの情報に分けて掲載すると、魅力と共にお客様がほしい情報も伝えられるパンフレットになります。
また、巻き三つ折りにした際に外に出る面が表紙のような役割になるため、お店やサービス名、ロゴなどを掲載し、「なんのパンフレットか」がわかるようなデザインにするといいでしょう。その際、ロゴなどにUV加工や箔押しなどの特殊加工・特殊印刷を施すことで、さらに訴求力の高いパンフレットを制作することも可能です。特殊加工・特殊印刷について気になる方は、お気軽に新晃社のスタッフにご相談ください。
巻き三つ折りを作る場合、内側に折りこむ面は横幅を3mmほど小さくする必要があります。寸法に誤りがあると巻き三つ折りができないので注意しましょう。
また、紙の厚みによってはスジ押しが必要になったり、紙質によっては巻き三つ折りには不向きな紙も存在しますので、あらかじめ印刷会社と打ち合わせをしておくことをお勧めいたします。
以上、巻き三つ折りのメリットや制作のポイントについて解説しました。定番の加工法でありながら、様々な工夫もできるのが巻き三つ折りの特徴です。用紙の選定や加工の詳細についてお困りの場合は、お気軽にご相談いただければ、サンプルなどと共にスタッフがご提案いたします。
巻き三つ折りについてご検討中の場合は、是非下記のフォームからお問い合わせください。
当社では、お問合せいただきました内容を確認し、ヒアリング・お打合せをさせていただいております。
その内容をふまえて、企画・デザイン・見積りを提出させていただきます。
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