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公開日:2015年08月04日
こんにちは。今日は印刷の知識の基本編です。
本日は、
型抜き加工について
印刷においての断裁加工は、A4のチラシなどは、カットされた部分が直線であるのに対して、曲線的にカットしたい場合に用いられる印刷後の加工方法です。
お菓子のクッキーを作る時に生地を型で抜いて仕上げるところをテレビなどで見たことがある人も多いと思いますが、基本的な原理は同様です。
印刷の終わった後の用紙に型の刃でプレスして仕上げる方法です。
印刷業界では主に トムソン抜き が使用されます。。ビク抜きとも呼ばれています。
木型に埋められた刃 を使用する型抜きです。この刃を押しつけることによって紙を目的の形状に抜きます。
このトムソン抜きの良い所
1、比較的、初期の型の作成代が安価
2、かなり使用した後、型の刃を交換するのが比較的容易
3、折り目用のスジやミシン目を入れることも可能
4、若干の型の修正が可能
逆に 型の刃の間隔の狭い仕上り、先が鋭く細いモノを仕上げるのは少し苦手です。
パッケージや箱、曲線的な店頭POP,ポケットファイル、変わった形のDM、CDジャケット などもっとも一般的な型抜きの方法です。
また、印刷物を作成する前に形状を確認する時、サンプルカッター という機械で、型を作る前に同じ形状のサンプルを一個だけなど超小部数で作る方法もあります。
この場合、もしも形状を大幅に変更したとしても、型を作っていないので、型を無駄にすることを避けることが出来るので、リーズナブルです。
実際の型はこのように保存されています。木の板の一つ一つに型刃が埋められています。
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