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公開日:2016年01月27日
こんにちは。今日は、印刷の知識の基本編です。
今日のテーマは、折り加工
ズバリ、、、、
観音折りとは?
紙をだいたい 4等分に折って、両方の外側を内側に追り、真ん中の部分を折る 折り方を観音折りと呼びます。
この4つに折る観音折りを 両観音折り とも呼びます。
また、巻き3つ折りを 片観音折り と呼ぶこともあります。今回は、両観音折りをテーマにしたいと思います。
この両観音折り(この後は観音折りと呼ぶことにします)は、折りパンフレットに広く使用される折りの方法です。
3つ折りよりも情報量が多く出来、真ん中を開いた後に、さらに両方の端の折りを開く仕組みなので、デザイン的にも、凝ったものが作ることが出来ると思います。
折った状態です
開いた状態です
まず、真ん中を開いて読ませ、さらに両方の端を開いて、最後に紙の全面積を見せるという折り方なので、最後にオチを見せるというような見せ方が可能です。デザインも作り甲斐がありますね。
パンフレット、商品カタログ、営業案内、プログラム、会社案内、メニュー、DM など結構幅広い用途で使用されています。
作成する際の注意点として、外側の内に折りこまれる部分は、数ミリ短くして作る 必要があります。実は、完全に4等分にしてしまうと紙の厚さもあるので折れなくなってしまいます。
通常、2~3㎜短い のが一般的です。要注意です(^^)
観音折りで会社案内を作る場合、折った状態で、A4サイズになるものが多いかと思います。全体で8ページ分の面積があるので、広げると結構大きいですね。
展開サイズは、 297×834㎜ となります。約90㎝の長さとなります。
中綴じ8ページと同じ面積ですが、見せ方、デザインは全く違うものが作れます。
当社では、お問合せいただきました内容を確認し、ヒアリング・お打合せをさせていただいております。
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