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公開日:2014年10月24日
こんにちは。今日は、コート紙、マットコート紙に続いて、上質紙について紹介致します。
上質紙とは?
コピー用紙に近い雰囲気の紙です。
コート紙やマットコート紙のように表面がコーティングされていない紙なので、これらの紙と比べると、写真などのフルカラーの印刷の発色、鮮やかさは落ちるという特徴があります。
写真はコート紙との比較です。2点とも右側が上質紙です
上質1
上質2
基本的には、コート紙などを作る方法と同じ製法で作られます。コート紙は、最後にインクの発色が良くなるようにコーティングされますが、上質紙は、コーティングされずに仕上げられます。
白紙で比べるとこのような感じです。左がコート紙、右が上質紙
上質3
コーティングを施す前のある意味、原点となる紙と言えます。
一方、表面をコーティングされていないので、紙に何かを書き込む必要のある印刷物に適しています。この、印刷物に記入出来るという部分が、特性を活かした印刷物ををつくるポイントです。
お申込み等の目的で、FAX送付用紙などのあるチラシの作成には最適の紙です。
文字の多い冊子、ページ数の多い冊子の本文にもよく使われている紙です。報告書、学校関係の資料、案内、ノートなどに使われているケースが多いです。
ポストカードに使用されることもあります。
オーソドックスな原点といえる紙で、記入する事にむいているのが、この紙のポイントです。
※本記事はアメブロに掲載されていたものです
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