特殊加工印刷の新晃社 > 印刷会社ブログTOP > ブログ > デザインの雑学など > 【よくわかる】飲食業界・飲食店における効果的な印刷物のポイント
公開日:2024年10月25日
飲食業界・飲食店において、印刷物は重要なプロモーションのツールです。チラシやポスター、メニュー表をはじめ、様々な印刷物がありますが、どのような印刷物を作るべきか、どのように配布すべきかは飲食業界の中でもビジネスモデルによって異なります。
最近では、店舗内で食事を楽しむ従来の飲食店に加えて、テイクアウト販売のみの店舗も増えてきました。また、ECサイト型やデリバリー型といった実店舗を持たずに食品を提供するといった場合もあります。
今回は飲食業界の中でも、実店舗を持つ飲食店において、効果的な印刷物を作成するポイントや工夫をご紹介いたします。
まずは、どのようなお客様がターゲットなのかを整理しましょう。地元でゆっくりと食事を楽しみたい中高年向けなのか、オフィス街で働くビジネスマン向けなのか等によって、印刷物の仕様や配布方法も大きく変わってきます。
ターゲットが明確になったら、そのお客様が「どのように自店舗を認知するのか」「来店してどのように食事を楽しむのか」「どのようにして再来店してもらえるのか」といったプロセスを検討します。これらの内容を整理して、効果的な印刷物を検討していきます。
お客様に来店してもらうためには、まずは自店舗を知ってもらう事、つまり認知を獲得する必要があります。実店舗の場合はチラシやポスター、のぼりといった印刷物が効果的です。
チラシは店頭以外に、駅前など人が集まるところで配布することもできますが、ポスティングや新聞折込を活用して、地元の住民に幅広く伝えることもできます。ポスティングや折込チラシの活用方法についてはこちらの記事も是非ご覧ください。
また、ポスターやのぼりといった印刷物は、店の前を通りがかる人に向けて効果的です。まずはお店の存在に気付いてもらい、足を運んでみようかなというきっかけを作ることが重要です。
来店したお客様が目にする印刷物の代表的なものとしては、メニュー表、卓上POP、ショップカードなどがあります。重要なポイントとなるのは、これらの印刷物がお客様の期待を裏切らない好印象なものである事です。
例えばメニュー表や卓上POPの内容が分かりづらかったり、写真映りが悪かったりしたらどうでしょうか。これから食事を楽しもうと思っていたトーンが下がってしまい、お店の印象も悪くなってしまいます。できるだけ写真の出来栄えやデザインにはこだわり、印刷した際に色味がおかしくなったりしないように注意しましょう。
ショップカードもお店のイメージにマッチしているか等が重要です。例えば、高級店なのに安っぽく感じてしまうデザインや紙質ではお店の魅力を伝えることができません。高級店であれば、品の良いデザインと上質な紙質を、オーガニック系のナチュラルなお店であれば、やすらぎを感じるデザインと素朴な紙質といった組み合わせが良いでしょう。
飲食店においては、お客様にファンになってもらい、リピーターとして繰り返し来店して頂く事が重要です。そのためには、ポイントカードや持ち帰りのメニュー表を渡すことも効果的です。
ポイントカードは支払金額によってスタンプを押して、割引サービスをしたり、会員ステージがランクアップする等、お客様にとってお得感やお楽しみ感があり来店を促進します。
また、メニュー表を持ち帰って頂く事で「次はこのメニューを食べてみようかな」といったように再来店するきっかけを作ることができます。自宅でゆっくりメニューを見てもらうことで、お店をより記憶に残してもらうといった効果もあります。是非お店のメニューを知ってもらうために、持ち帰り用のメニュー表も検討してみてください。
飲食業界、とりわけ実店舗を持つ飲食店で効果的な印刷物のポイントをご紹介させて頂きました。こちらの表にまとめてみましたので、是非ご自身の店舗で使えそうなポイントを参考にしてみてください。
また、今回紹介したのはほんの一例です。実際には飲食店ごとにおける様々な課題や目標、あるいはブランディングに合わせて、印刷物の工夫も千差万別です。
これから飲食店を開業したいとお考えの方や、既に店舗経営をしているがより効果的な印刷物を作りたいとお考えの方は、是非当社までご相談ください。経験豊富な担当者がお話を聞かせていただき、最適なご提案を致します。
当社では、お問合せいただきました内容を確認し、ヒアリング・お打合せをさせていただいております。
その内容をふまえて、企画・デザイン・見積りを提出させていただきます。
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