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公開日:2015年04月25日
こんにちは。今日は、印刷の知識の基本編です。
特殊印刷というか特殊加工についてです。
今回のテーマは、
フロッキー印刷についてです。
モコモコとした絨毯のような感触の表面加工です。紙の印刷物の上にこの加工を施すと、一般的に言われている印刷物というカテゴリーとは根本的に別物のように感じます。この手触りと立体感がこのフロッキー印刷の特長です。
どのようなモノかと言うと、0.5mm~2.0mmくらいの短い繊維を静電気を利用して、植え込む加工方法です。
触ると絨毯のような手にもっこりとした感触を与えることができます。
コノフロッキー印刷は、紙やプラスチックなどにこの加工が可能です。印刷のジャンルでは、カード類やポケットファイル(ポケットフォルダー) などにこの加工をしてみると、感触も楽しめる面白いモノが作れるかなと思います。ケースに入れるのは大変そうですが、名刺もインパクトありそうですね。
ロゴの部分や印刷用のデザインの中の芝生の部分 に使用すると、かなり強烈なアクセントとなりそうですね。
製造方法
印刷の場合、デザインをオフセットで印刷し、この加工をしたい部分にシルクスクリーン印刷で「のり」を印刷してから、その部分に短い繊維を静電気で付着させて植毛という工程になります。
見た人に触ってもらう これが、この印刷方法の最大の目的です
絨毯のような独特の手触りは、やはり他の印刷方法では表現出来ない部分です。
当社では、お問合せいただきました内容を確認し、ヒアリング・お打合せをさせていただいております。
その内容をふまえて、企画・デザイン・見積りを提出させていただきます。
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