特殊加工印刷の新晃社 > 印刷会社ブログTOP > ブログ > 印刷について > 会社案内を幾つか違う種類の用紙を使用して作ってみました
公開日:2017年04月17日
こんにちは。今回は、事例の紹介です。私達の会社案内を取り上げてみました。
私達の会社案内は、中綴じ冊子の8ページで作られています。今回、会社案内の増刷の歴史を少し見ていきたいと思います。会社案内は、実験的に毎回、結構総部数で、作成をしていました。
毎回、違う用紙で印刷をして、印刷の色、風合いの印象の違いなどを実際に試していました。結論として、人によって、好みの違いは、当然あると思いますが、どの紙が優れているという事でなく、用紙によって個性があるという事を、実際に認識できた事が良い点でした。
中面の写真の部分の比較です。左側が、マットコート紙 、右側が サンシオンです。
このサイズの写真だと、ちょっと、区別が難しいかもしれないですが、マットコート紙の方が、写真などの印刷の色の再現性や良く、よりシャープな印象です。サンシオンも、風合いのある用紙のカテゴリーの中では、印刷の色の再現性は高いと思います。
それでも、やはり並べてみると、マットコート紙の方が、写真への印刷という意味では、メリハリがあります。触った質感、高級感は、サンシオンの方が高級感があります。
こちらの写真は、左が、ヴァンヌーボVG スノーホワイト 右が アラベールホワイトです。
どちらも、触った感じの質感で勝負という意味合いの強い用紙だと思いますが、触った感じは、アラベールの方が、より粗く、ザラザラした印象でラフな感じです。
ヴァンヌーボの方は、もっと触った時にキメの細かい印象です。
印刷の再現性は、これくらいの画像でもわかるくらいヴァヌーボの方が、印刷の再現性は良さそうですね。
このように印刷物を作る時には、用紙によって、同じデザインでも違った印象を与える事が出来ます。印刷の色の再現性も大事である一方、触った感じ
質感も仕上り、デザインには影響を与えます (^^)
※本記事はアメブロに掲載されていたものです
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