特殊加工印刷の新晃社 > 印刷会社ブログTOP > ブログ > 印刷について > 【知らないと損する】コート紙を選ぶべき3つのポイント
公開日:2020年07月22日
皆さんはチラシやパンフレットなどのカラー印刷物を作る際に、どんな紙を選びますか?
カラー印刷ならコート紙を選択するというのが一般的ですが、なぜコート紙が良いのか?を知っておくとより自信を持って選ぶことができるでしょう。
紙の種類は大きく分けると3つに分けることができると、以前こちらの記事で紹介させていただきましたが、今回はその中から「コート紙」についてご紹介いたします。
コート紙とは、紙の表面にコーティングを施すことによってツルツルとした手触りで光沢感のある紙です。このコーティングがあることによって、インキが紙にのりやすく、鮮やかで活発なイメージを出すことができます。
チラシやパンフレットなどは、主に配布対象者に「自社の商品やサービスを認知してもらいたい」という目的から作りますが、印刷物の仕上がりがぼんやりした印象では消費者の心を動かすことは難しくなります。その為、コート紙のような発色の良い紙が選ばれやすい傾向があります。
私たちの生活でもっとも身近な印刷用紙に「コピー用紙」がありますが、コート紙とは違い表面にコーティングがないため、少しザラザラとした質感になります。ザラザラは言い過ぎかもしれませんが、ツルツルではありませんね。このような紙を「上質紙」といいます。
このようなコーティングがない一般的な紙に比べ、コート紙の手触りはまったく違います。手にとった印象で、どちらが本格的な印刷物かをたずねると、多くの人がコート紙と答えるでしょう。もちろん上質紙には上質紙の良さがありますが、印刷物の仕上がり感をシンプルにアップさせたい場合は、コート紙が適しています。
こんなにコート紙が良いのであれば、紙の値段も高いのでは、とご質問いただくことが良くあります。確かに良い紙ではありますが、一般的な上質紙と比べてはるかに金額が高いということはありません。場合によってはほとんど変わらないということもあります。
紙の値段は、「紙の使用量」「紙の厚さ」「紙の種類」によって決まります。例えば、1,000部のチラシを作る場合には、どのくらいの紙の厚さにするのか、どのような紙を使うのか、といったことを確認して値段を出します。
一般的には紙が厚くなればなるほど高くなります。しかし、紙の種類は変わっても金額が変わらない、もしくはほとんど変わらないということもあります。なるべく安くしたいからコート紙は選ばないようにしていた、という場合は、是非一度見積もりをとってみてください。ひょっとすると思ったほどの金額ではなく、今後コート紙を選ぶことができるかもしれません。
いかがでしたでしょうか。印刷会社の私たちには「どの紙を選んだら良いかわからない」とご相談を頂くことがよくありますが、カラー印刷であれば是非コート紙をご検討ください。
新晃社はお客様の作りたい印刷物に最適な紙をご提案しておりますので、迷った場合はお気軽にご相談ください。また、分かりやすい見積もりを心がけておりますので、紙の比較見積もりなどのご要望もありましたら、そちらも是非ご連絡ください。
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