特殊加工印刷の新晃社 > 印刷会社ブログTOP > ブログ > 特殊加工・印刷 > 【メタリックな特殊加工】アルミ蒸着
公開日:2020年10月09日
「アルミ蒸着」という加工をご存知でしょうか。あまり知られていませんが、それだけに他ではなかなか見られない独特な表現が出来ます。
アルミという名前が示す通り、光を反射して輝くメタリックな演出が特徴ですが、その表現力は非常に幅広く使い方も様々です。今回はアルミ蒸着についてご紹介いたします。
アルミ蒸着とは、まず、紙あるいはフィルムにアルミの薄膜を付着させる加工を行い、さらにその加工部分に印刷をすることによって光り輝く他では見られない輝きをもった印刷物を作ることができます。
ここで少し自慢(?)なのですが、アルミの皮膜が付着した紙やフィルムは普通のインキが定着しないので印刷することはなかなかできません。そこで新晃社が得意としているUV印刷であれば、インキを瞬間硬化することができるので、アルミ蒸着の上に印刷が可能なのです。
アルミ蒸着の大きなメリットとして、輝くフルカラーの印刷物が出来ることです。例えば、同じように輝く表現のできる箔押し加工の場合は、あらかじめ決まった1色で表現することになります。2つ以上の箔押しをしたい場合は、色の数だけ箔押しを繰り返すことになります。
一方、アルミ蒸着の場合は、フルカラーでの表現ができますので、あらゆる色をふんだんに使って輝きを出すことができます。また、箔押しのように「型」を用意する必要がありませんので、納期を短縮することができます。
もちろん箔押し加工も大変魅力的な加工です。どちらが表現したい方法に合っているのか、コストがかからないのか、はケースバイケースですのでご相談いただくのが確実です。
アルミ蒸着はその幅広い表現力を活かすことによって、高級感溢れる印刷物を作ることが可能です。例えば、商品パッケージや書籍の表紙、CDジャケットなど装飾にこだわりたい販促物にはもってこいです。
その他にも、カレンダーやカタログの表紙などもオススメです。自社のPRをするような印刷物であれば、通常のデザインにも力をいれることが多いと思いますが、そこにアルミ蒸着の輝きが加われば更にイメージアップをすることができるでしょう。是非とも一度検討してみてください。
ここまでご説明させて頂きましたが、とはいってもアルミ蒸着がまだまだ知られていない加工ですので、実際の現物をみてみないとどのようなものかが分かりにくいと思います。新晃社ではアルミ蒸着の見本を用意しておりますので、ご興味を持っていただけましたら是非ご連絡ください。数に限りはありますが、サンプルをご用意しております。
お客様がどのようなものを作りたいかに合わせて、アルミ蒸着やその他の特殊印刷・特殊加工のご提案もしておりますので、お気軽にご連絡ください。
当社では、お問合せいただきました内容を確認し、ヒアリング・お打合せをさせていただいております。
その内容をふまえて、企画・デザイン・見積りを提出させていただきます。
印刷だけでなく、特殊加工・製本・丁合、封入などのアッセンブリから発送まで対応しております。
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