特殊加工印刷の新晃社 > 印刷会社ブログTOP > ブログ > 印刷について > 3分でわかる紙パッケージのアレコレ② 〜ユニバーサルフック対応紙製パッケージ〜
公開日:2022年12月19日
紙パッケージの様々な知識をコンパクトにまとめたシリーズ「3分でわかる紙パッケージのアレコレ」。
第2回目は、プラスチックを減らし、環境への負荷を軽減しながら、商品包装で活躍する「ユニバーサルフック対応パッケージ」についてご紹介します。
ユニバーサルフックとは汎用性が高く、商品の陳列などでよく仕様されるフックのことをいいます。小売店などで、商品が引っ掛けられ陳列されているシーンはよく目にするでしょう。
こうした、ユニバーサルフックで使用できる紙製パッケージを新晃社では制作しています。フックを引っ掛ける穴が空いた部分は切り取り可能で、そのままギフト包装なども可能となっています。
箱には印刷や特殊加工も可能です。切り抜き加工、疑似エンボスやアルミ蒸着、箔押しなど様々な特殊加工を組み合わせることでユニークで、オリジナリティあふれるパッケージデザインを実現できます。
フックに引っ掛ける形式での商品陳列で誰もが目にしたことがあるのが、鉛筆やボールペンなどの文房具でしょう。豊富な種類の文具類を引っ掛けて陳列することで、店舗ディスプレイとしても目を引くことができ、お客様も自分にあった商品を選びやすくなります。
その他、雑貨類、子ども向けの玩具、お菓子や化粧品などもフックを活用した陳列で高い訴求力を狙うことができます。
切り抜き加工を用い、商品が見えるようなパッケージの制作も可能です。実物を見せながら、訴求ポイントをデザインでアピールすることでより商品を魅力的に見せることができます。
最もよく使われるのが、「コートボール」という紙です。表面が白、裏面がグレーになっており、印刷も可能です。価格が安く扱いやすい紙ですが、裏面がグレーなためデザインのクオリティを求めたり、高級感を出したいときには不向きです。ノベルティ類などのパッケージで大量生産したい、安価で制作したい場合にオススメの紙となります。
「コートボール」についてはコチラ!
https://www.shinkohsha.co.jp/blog/coatball/
高級感を出したいときにオススメなのが「アイボリー」です。両面とも白色で、しっかりとしたつくりの高級板紙の一つです。発色もよく、目を引く高いデザイン性を発揮できます。商品パッケージにオススメの紙です。
中に入る商品サイズをしっかりと確認したうえで、箱のサイズを決めていきましょう。また、陳列された際のイメージを持ちながら、目を引きつつも、どのような商品なのか、PRポイントなどがひと目でわかるようなデザインを意識するとよいでしょう。
フックに引っ掛けた際に、商品の重量によってはパッケージが破損する可能性もあります。重量もしっかりと確認したうえで、重たい商品の場合は厚めの紙素材を使うなど対応方法を考えましょう。
購入後はごみとして廃棄されることが多い商品パッケージ。できるだけプラスチック部分を減らし、紙に置き換えることで、プラスチックごみを減らし、環境への負荷を軽減できます。フックを使用するパッケージは、プラスチック製が使われることが多いです。紙製パッケージを用いることで、温かみのある手触りと共に、環境にも優しい商品だというアピールにも繋げることができます。
新晃社では、こうした地球に優しい印刷、エコプリンティングを積極的に推奨しています。“サステナブルな印刷”という新しい価値を追求するため、紙パッケージの選択をぜひご検討ください。
エコプリンティングについてはコチラ!
https://www.shinkohsha.co.jp/ecopritown/
以上、紙パッケージ「ユニバーサルフック対応パッケージ」のご紹介でした。紙パッケージには他にも様々な種類、印刷加工方法があります。お客様の要望をお聞きし、実物サンプルなどとともに、最適な紙パッケージの選択、効果を高める印刷加工をご提案いたします。販促効果などについても、ご相談を承っております。
紙パッケージについてご検討中であれば是非ご連絡ください。経験豊富な担当者が丁寧に対応させて頂きます。
当社では、お問合せいただきました内容を確認し、ヒアリング・お打合せをさせていただいております。
その内容をふまえて、企画・デザイン・見積りを提出させていただきます。
印刷だけでなく、特殊加工・製本・丁合、封入などのアッセンブリから発送まで対応しております。
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