特殊加工印刷の新晃社 > 製本・折加工TOP > ダブルリング製本
ダブルリング製本とはリング製本の中のひとつで、この製本方法では1本の金属製のワイヤーを二重のリングを作るように曲げます。ノド(根本部分)と呼ばれる用紙の綴じ部分に穴を開け、二重のリングに加工したワイヤーを通す製本方法です。ツインリング製本、ツインループ製本とも呼ばれています。
冊子の強度や耐久性を向上させたい場合は表紙にPP加工を施すことも可能です。その他、リング製本専用のフィルムカバーなどもあり、これらによって保護することで高級感を演出し、湿気や汚れ、傷などから冊子を守ることができます。
また、ダブルリング製本と言えば手元に置くノートなどを連想しますが、壁掛け用ハンガーをリング内に通すことで壁掛けカレンダーやポスターなどの作成も可能です。その他、卓上カレンダースタンドを使うことで、卓上カレンダーへとしても活用できます。
ダブルリング製本はノートやマニュアル、レシピブック、パンフレット、カレンダーなどの多種多様な分野で長く活用されている製本方法です。
リングのカラーは白や赤、青、黄、緑などに加え、メタリックカラーのシルバーやゴールド、ブラウンなど多彩なカラーを展開しています。お好みや冊子の使用用途に合わせて自由にリングをお選びいただけます。
リング製本の中にはスパイラル製本という、ワイヤーをノドの穴に螺旋状に通していく製本方法もあります。スパイラル製本は使用していくうちにリングの大きさが変化し、大小の大きさの異なる穴ができることでページが開きづらくなってしまうことも。しかしダブルリング製本なら、ワイヤーの加工方法によりリングの大きさが変わることもなく、開け閉めしやすい構造となっています。
また、中綴じ製本や無線綴じ製本では叶えられなかった、360度の開け閉めが可能となりました。折り畳んで使用できるため、勉強机などの狭いスペースでも作業しやすく、能率的にスペースを活用することができます。 無線綴じ製本や中綴じ製本のように、開いたページが戻ろうとして浮き上がってくることもありません。ノートに書き込んでいるうちに教科書が閉じてしまうといった煩わしさを解消し、効率よく作業を進めることができるのもメリットのひとつです。
当社では、お問合せいただきました内容を確認し、ヒアリング・お打合せをさせていただいております。
その内容をふまえて、企画・デザイン・見積りを提出させていただきます。
印刷だけでなく、特殊加工・製本・丁合、封入などのアッセンブリから発送まで対応しております。
印刷加工等でご不明な点はお気軽にお問い合わせください。
詳しくお打ち合わせご希望の方は営業担当が伺わせていただきます。